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zoom RSS 戸籍や住民票に痕跡を残すのみとなった命、人知れず消えていく・・・ 金口木舌 八葉蓮華

<<   作成日時 : 2010/08/31 23:46   >>

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 834グラムの新生児を抱いた時の両腕の感覚を想像してみた。本紙25日付の連載「小さな光の行方」に掲載された仲地弘美さんと息子の晃輝(こうき)君の写真は、命の重さを見る者に語り掛けてくれる

 トクッ、トクッと胸の鼓動が聞こえてくるような気がする。幾つもの管が付いた晃輝君の姿は弘美さんならずとも心が痛む。しかし、その管をたどって、晃輝君の生は確かなものとなった。大人の指先ほどの手のひらは掛け替えのない命を握りしめた

 地球の反対側、チリで起きた鉱山の落盤事故で700メートルの地中に潜ったドリルに取り付けられたメッセージが、閉じ込められた33人の生存を伝えた。幸運にも恵まれた命の強靱(きょうじん)さにチリ国民は沸いた

 63歳の作業員は、地上で待つ妻に「いつも君のことを思っている。わたしは大丈夫だ」というラブレターを送った。ドリルが掘り進んだ狭いトンネルを通じて支え合い、慈しみ合う命がここにある

 日本に目を転じてみる。大都市を中心に、生シが分からない100歳以上の高齢者が続々と出てきた。戸籍や住民票に痕跡を残すのみとなった命にも、何物にも替え難い貴さがあったはずではないか

 人知れず命が消えていくという現代日本の奇話に驚きつつ、あらためて弘美さん、晃輝君の写真を見詰め、作業員が妻にあてたラブレターのことを考える。

 金口木舌 琉球新報 2010年8月27日
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