「さんしんの日」三線をきっかけに沖縄への関心が深まれば・・・ 金口木舌 八葉蓮華

 DJの選曲で音楽を流し、酒などを提供してお客にダンスをさせる店のことをクラブと言う。ひと昔前はディスコと呼んでいた

 沖縄市のゲート通りには米兵向けのクラブが数軒ある。その中の一つに嘉手納基地所属の米兵らが集まる店があり、給料日(ペイデー)の夜、店内は立すいの余地もないほどに、若い男女であふれ返る

 流行中の曲、ヒップホップやテクノ、ラテン、ジャズまでのあらゆる種類の曲が大音量で流れる。だが店内に時折、静寂が訪れる瞬間がある。お客の激しい動きも止まる

 静寂の後、三線の音が響きわたると、米兵らが一斉にカチャーシーをまねて踊る。流れているのは三線の入った音源の一部を引用し、再構築した洋楽風の曲で、県内外で名の知られるミュージシャン「琉球ディスコ」らの作品だ

 店員以外にほぼ日本人がいない中で見るこの光景は、かなり異様だが面白い。「オキナワン・ダンス」と叫びながら声を掛けてくる人もいる。三線の音色が世界の人々の心、魂にも響く可能性を感じさせる光景、瞬間である

 あすは「さんしんの日」。今年も各地で平和を祈りつつ三線を奏で、その魅力を発信する。クラブの光景は工夫次第で国を超え、魅力は伝わるという証しだ。三線をきっかけに沖縄への関心が深まれば、沖縄が最も発信したい、平和の願いも世界に響くはずだ。

 金口木舌 琉球新報 2010年3月3日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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